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ボクらの滑り跡 No.5

冬 号


夫を小突き回す妻たちと小突き回される夫たち(ヘンペク)に捧ぐ

凡て労する者、重荷を負う者、われに来たれ、
われ汝らを休ません マタイ伝 11章28節



-すべてそうさくしたおはなしです-

No.1 創刊号(1~10話 11~20話 21~30話 31~60話  61~66話) 
No.2 夏号 休み特集号(No.2)
No.3 秋号(1~10話 11~20話 21~24話
No.4 歳末特集号(1~10話
No.5 冬号(1~10話
No.6 夏号(1~15話

No.7 続1(1~12話
No.8 続2(1~7話

No.9 続3(1~8話



  
(ちゃぺる 5-1 ) 田宮さん    1月1日(木)


春には、中学生になるというある年の正月に、
父の又従兄弟、田宮の叔父さんのお宅を訪問した。

『田宮さん』と父母が呼んでいたその叔父は、機関車の運転士をしていて、
苦味走った渋い雰囲気の人であった。
組合の書記長もしていたので、相当な理論家でもあった。

田宮家には、私と同い年の息子と二つ年下の可愛い妹がいた。
妹の際立った美形は母親譲りであった。

「キシモトさん、この子も母親も別嬪ですけど、
頭が悪い。アホですねん」

田宮さんは、私や父母の前で、妻や娘のことをそのように言った。
田宮の叔母さんは、色白の美人。無口な人だ。

田宮さんは、叔母さんの「頭の悪さ」を細々とあげつらった。
車検場の検査官のような口調で。


その後、田宮家を訪ねることはなかったが、
息子のマサオ君とは年賀状のやり取りだけはしてきた。

年末に、喪中の葉書が来た。

「父は、母のことを、あんな風に、母が死ぬまで言い続けよってな。
そやけど、母は、何一つ言い返したりせなんだわ」

マサオ君と四十年ぶりに電話で話をした。




(歌謡学院 5-1 ) ふんふんふん    1月1日(木)


正月にな、春日大社へ行ったけど、えらい沢山の人や。
人ごみの中から、なんか聞こえてきよるねん。
なんやて、それお前の鼻歌やてかいな。

♪ふんふんふん 鹿のふん
♪ふんふんふん 鹿のふーん

昔聞いた吉永小百合の歌や。
あの鼻声で「ふんふんふん」歌うとったん耳に残っとる。

なんちゅうても、奈良と言えば、鹿やもんな。

『レインディア・ノーズ』
ポケットの中、ごそごそしとったら、去年のクリスマス、
アメリカ人の大学生にもろうたお菓子、出てきよった。

赤い南天の実ぃみたいなお菓子や。
なになに、このお菓子の名前、レインディア・ノーズ?
「ルドルフ」、つまりや、赤鼻のトナカイの鼻ちゅうワケか。

土産物屋に鼻くそみたいなお菓子売っとってな。
それ、「鹿のふん」ちゅうそうや。
イメージ貧困やわ。

家帰って、ディーン・マーティンのクリスマス・アルバム
しみじみ聞き直したわ。LPやで、もちろん。

酔っ払いの「赤鼻のトナカイ」、なんとも言えんのう。



(ちゃぺる 5-2 ) 田舎のバス  1月3日(土)


その時、五歳だったので、昭和29年の正月のことだ。

古い記憶を辿ってみた。

宇高連絡線の中で食べた蜜柑とゆで卵の味をしっかり憶えている。
母は、弟が生まれるまで里帰りをしていなかった。

弟が、新居浜駅から別子銅山に向かうバスの中で、
「田舎のバスや!」と、中村メイコになった。

バスの中が爆笑に包まれた。
母が乗客に詫びた。

真っ暗な田舎道を歩いて母の実家へ向かった。

裸電球の下で、大勢の男たちが餅をついていた。
最後の臼は、蒸かした薩摩芋を入れる『芋餅』だ。
すでに、海老餅も豆餅も、つき上がっている。
小豆の餡が芋餅にくるまれた。

叔父が、勢い良く北風の音を仕込んだ凧をあげた。

二泊して大阪の家に帰った。

父が一人で、火鉢に餅を入れた小さなスキヤキを作っていた。

なぜ、父も一緒でなかったのかと、
今年も、一人暮らしの母に聞き出せないままに、
新年を迎えた。




(歌謡学院 5-2 ) お尻に    1月3日(土)


去年のクリスマスイブや、隣町の教会へ応援に行ったんや。
応援ちゅうても、キャンドルつけた礼拝で下手なバイオリン弾くだけのことなんやけど。

式次第のアタマに、オルガニストに並べてな、
『バイオリン―キシモト牧師』って書いたぁる。ええ気分や。

ローソクの灯りで雰囲気、なかなかええねん。
そやけど、薄暗いから演奏はちょっとムズカシイねんで。

二曲目弾いて牧師の説教の間、
バイオリンの弓、ぼさっと持っとったら、手ぇの力ゆるんで、
弓が、隣のオルガニストのお尻に当たってしもうた。

この教会にな、幼馴染の京子ちゅうのんおるねん。
昔から気ぃの強いオンナで、めちゃ潔癖症。

マズイことやってしもうた。
オルガニストの京子のお尻に当たってしもうたんや。

コワイ顔して睨んできよった。
何か言いよるで。

「キシモト君!」

「な、なんやねん
ボ、ボク、何も、、、」

「その気ぃの小さいトコ、、、ムカシから好っきゃで」



(ちゃぺる 5-3 )  水 葬    1月8日(木)


古いビデオを整理していたら、
水葬の場面が、ノイズの中から現れた。帆船時代の映画のようだ。

布に包まれた遺体が、冷たい海に沈んでいく。

去年のクリスマス礼拝の前日に、一人の長老が召された。
家族が教会に気兼ねをして、後日、偲ぶ会をするということで、
親族だけで密かに葬儀が行われてしまった。

釈然としない思いが残った。

二十年ほど前にも似たようなことがあった。
しかし、その方は、クリスマス礼拝の丁度一週間前に召されたので、
告別の説教は、「この兄弟は、東方の博士たちをイエスの誕生の場に導いたかの星のごとく、
私たちにクリスマスを指し示しつつ、その主にある生涯を閉じられました」と。

天狗になって仲間の牧師にその話をした。

「ワシが死んでも、親の死に目に会うことを無理に都合しなくて良い。
お前たちの日常を優先させなさい」

そんな父の言葉に甘えて、
父を『忙しさ』という布に包んで水葬にしてしまった十年前の苦い思い出に泣いた。

思わず、口ずさんだ。
―海行かば、水漬く屍―




(ちゃぺる 5-4)  変な人     1月13日(火)


寒い日が続いている。

上の娘が、アクセルを呷って冷えたエンジンを温めている。
白い排気を残してどこかへ行ってしまった。
妻も下の娘を連れて車でどこかへ出かける様子。

ひとり家に残されたが、どの部屋の暖房も電灯も付けっ放し。
無性に腹が立ってきた。家中の暖房と照明を消して廻った。

目出帽に半天、マフラーに手袋。部屋の片隅に固まった。


「なに機嫌悪うしてるの。変な人」
「おとうさん、変やわ」
「何してんの、そんなところで」

同じ時間に三人が帰ってきた。
部屋が明るくなり、暖かくなった。

「お前たちは、無駄な買い物をしたり、
電気やガスを必要以上に使ったり、
それが当たり前と思っているのか!」

イルカの『なごり雪』のリメイクに耳を塞いだ。

「そのテレビの音消しなさい!」

「はい、はい」





(歌謡学院 5-3 ) カタジケナイ   1月14日(水)


「おらが、温めてやっただ」

冷たい海で遭難してやな、浜に打ち上げられた若い男前の
サムライ、葵新吾様みたいな若者にな、初心な網元の娘が、
明け方に、そんなこと言いよるねん。

もちろん、その男前のサムライは、ボクのことやで。

その男前が、「カタジケナイ」ちゅなこと言うてからに、
娘の頬が、「ぽっ」ちゅうて熱りよるねんで。

ええじゃろ。羨ましかとやろね。

キツーイ寒気で目ぇさめた。
はやりのインフルエンザみたいや。

「風邪ひいたみたいや。えらい寒いねん」

「それで何?
そんなんゆーても、仕事あるやん。
早よ、起きてんか」

「いや、その、、、寒い、ちゅうてんねんけど
カタジケナイ、ちゅうか、なんちゅうか。
その、、、おらが温めてやっただ、ちゅうか」

「目ぇさめてへんのやな。
これで、どうや!」

水仕事の手ぇで、首筋、思いっきり、『温めて』もろうたで。



(ちゃぺる 5-5 ) チェーン    1月2日(火)


国道から伝道所へ向かう山道の路肩に車を寄せ、
手探りでチェーンを装着する。夕礼拝は午後七時三十分。

最後の讃美歌に、三歳の娘の目が輝く。
オルガンを弾く妻に背中を強くもたれさせ、
「おうちに帰るの」と、小さな口を妻の耳元へ運ぶ。

老いた二組の夫婦に東京から赴任してきた若い小学校の女性教師が
その夜の礼拝出席者の全てである。
お茶の時間を楽しみ、薪ストーブの火を落として外へ出ると吹雪になっていた。

凍てついた雪道に「しゃんしゃん」とチェーンの音が響く。
車内は「ゴトゴト」。サスペンションが故障したような音。
まるで荷馬車に乗っているよう。

夕拝の帰りのいつものこと。
対向する車は、数台あるかないか。
国道へ十キロほどの山道。

鉄道に並行した道がある。
人が道路の真ん中に寝ていた。
横滑りを逆ハンドルで調整し、停止。

一升瓶を片手に雪まみれの男が喚く。

『越後つついし親不知』のポスターが目に浮かんだ。



(歌謡学院 5-4)  ジュン   1月28日(水)


「ウチ、素直になれへんねん」

電車で居眠りしとったら、二十歳ぐらいの女の子ふたぁり、
そんなハナシしとるねん。しまいに泣き出してしまいよった。
相方のコが、『よしよし』しとる。

「おっちゃんがハナシ聞いたろか?」
そんなアホなアプローチはせなんだけど、
気になるやんか。

「ジュンコのジュンは従順のジュン
いつも素直になれなくて」

友達のサンペイ君のことや。寮の部屋でな、サンペイ君を
みんなで押さえつけて、『ジュン』の手紙を読んだのサ。

ジュンは身長百四十八センチのお人形みたいなコ。
白のオーバーオールや。いっつも。
弾けもせんのに、白いギター持ち歩いとんねん。

サンペイ君がアイ・ジョージの真似してギター弾き語りや。

ジュンは今、社長夫人。
サンペイ君は、勿論、社長さんやんか。

♪遊び上手な奴に 騙されていると聞いた
 噂だけだね じゅん子 ボクは寂しい

従順のジュン?
ありゃ、手紙の中だけですか。




(ちゃぺる 5-6 )  シュール   1月30日(金)


独居老人のようなテレビの前の一日。
曇天なり。

雨乞いの親分が、裏切った子分たちを皆殺しにする。
鬼平犯科帳のラストだ。
雨乞いの親分役は、田村高廣。

渕田美津夫大佐と食事を共にしたことがある。
初対面の挨拶の後、二言三言、言葉を交わしたが、
田村高廣との区別が付かなかった。

トラ トラ トラ
ワレ奇襲ニ成功セリ

それにしても、忌々しい曇り空なり。
雨乞いの親分のシュールに苛立った。

パタ パタ パタ

編隊を組んだヘリコプターが二機近づいて来る。
爆音を撒き散らして何処かへ消えてしまった。

風邪で寝込んだ十歳頃の記憶が戻って来た。
その日、家には誰もいなかった。
柱時計と自分の心臓の音が、耳を塞ぎたくなるほどの大音響。

間違い電話を掛けてしまった。
気分の悪い奴が出た。

外出した妻の帰りが遅い。


(ちゃぺる 5-7 )  無 牧     2月21日(土)


出張なるものを一度でよいから試してみたかった。

隣町の小さな教会の牧師が辞任して三年が過ぎようとしていた。
これを業界用語で『無牧』と言うのだが、六十キロ離れたその教会の夕拝担当が骨身に堪えてきた。

南風が吹いた。

四国の山奥で開拓伝道に励む先輩牧師の顔が思い浮かんだ。
この牧師は、原付バイクで松山から土佐の高知までをノンストップで走るような人だ。
貧乏暮しを笑える牧師のネットワークを持っている。

二歳の娘と妻の三人でフェリーに乗った。
春の瀬戸内海には、メランコリックの快というものがある。

「あんな出張計画書、よく役員会が認めて下さったわね」
「余りの世間知らずに皆さん呆れたんだろう」

松山港に、先輩が出迎えてくれた。
小山ほどもある大きなアメリカ製の四輪駆動車だ。

「キシモト君、これな、ガイに力持ちぞ。
 ほじゃけんど、リッター3キロしか走らんのよ」

役員会の命を受けた牧師探しは止めて、兼務を続けることにした。
自分のケタを外すことが先ず先決と気付いた。

                       (注)ガイに・・・物凄く




(歌謡学院 5-5 ) 返さんでええ   3月7日(日)


3、825、000、000円
ちゃーんと桁読みや。


38億2500百万円。


ボクの確定申告や。
株は儲かるわ。ほんま。

半分の二十億ほど税金で持って行かれたけどな。
ムカシのツレの工場の借金ちゅうても、たった1500万円。
「返さんでええで」ちゅうて腐った事務所に置いて来たわ。

晩酌のお供にラジオかけたけど、下らん番組ばっかりし。
しゃーないから、半年前に録音した歌謡番組探して来て、
テープで聞いたんや。
オクターブ上の「ラ」にオクターブ下の「ラ」で、
安モンのエレキが、ビヨーン。

「青火がポー、ボヤがパー」やないけど、条件反射起こすわ。

バタやんの「かえり船」や。
出だし一秒で血ぃ騒いだけど、音めちゃ外れとるねん。
しゃーないやんか、田端先生トシやもん。

このボケたエレキの音。
ボクはな、結局のトコロ。ビンボー好きなんやわ。

三十八億二千五百万円の年収どうやてかいな。
夢に決まっとるやないか。妄想やがな。



(ちゃぺる 5-8 ) ロータリー  3月7日(日)


小さな温泉町の老人ホームを訪問する機会があった。
JRの駅を目印に車を走らせた。

駅前にロータリーがあったが、余りに小さいので面白半分に
二周してみた。中央は半径2メール位の芝生になっていた。

もう一周してみようと思った。

仕事の成果が感じられない毎日だった。
山間の小さな教会に赴任して二年目の春だ。

永遠にロータリーを回り続ける恐怖を感じた。
余りにも小さなロータリーを。

作業着服の男がふたり、ロータリーの中央で喧嘩を始めた。
互いに人を殴るということに不慣れと見えて腰が引けている。

男たちの年齢は五十歳前後。
何とも惨めで情けない光景だ。

三周目を走ることはなかった。

ロータリーの出来事が、
心の葛藤を寸劇に仕立てたかのようだったから。

♪はるばる来たぜ 長寿園
   逆巻く波を 乗り越えて 

慰問のステージは、絶好調だった。


(ちゃぺる 5-9 )  くぐもり声  3月21(日)


「よっぽど悔しかったのやな」

包帯を巻いた私の右手に目を遣りながら、
勝ち誇ったように分区長が、顎鬚を撫でた。

臨月の妻に代わって台所に立った。
洗い物のガラスのコップが、手の中で砕けた。

「キシモト君、君にはもう一ヶ所掛け持ち遣ってもらうわ。
新谷君を東京の教会に赴任させにゃならんからな」

牧師の世界でも人事に関しては嫌なことがある。
分区長とは平素から折り合いが悪い。

人を動かすことに快を憶える人がいる。
それに取り入る人がいる。

風采の上がらない新谷先輩が、
サロンのような教会を希望していたとは思いもよらなかった。

パイプオルガンが鳴り響くような聖堂に、
あのくぐもり声が通用すると思っている。
随分な自信だ。
小さな田舎の教会を呪うように去って行った。

「パイ焼いて来たんやけど、食べるか」
二周りも年長の分区長にそんな口を利く私。

「キシモト君、あいつ礼も言わんと行って仕舞いよってな。
東京で上手いこと行かんのワシのせいにしとるらしいわ」



(ちゃぺる 5-10 ) フランシーヌ   3月30(火)

「キシモトさん、何とか言うて。
この人、わたしに隠れて盗み酒ばっかし」

「おとうちゃんな、真夜中にな、
プシューちゅうて、缶ビール開けたはるねん」

「こどもまで言うてますやろ。
ほんまに、ムカシの友達やったら言うたってください」

小五の娘に二十歳年下の若い妻。
大江健三郎が食卓の隅で小さくなっている。
にやにやしている。

3月30日。
1969年のこの日は、日曜日だった。

三十年も弦を張り替えていない健三郎君のギターで
『フランシーヌの場合』を歌った。

「キシモト君、『場合』は、『ばわい』じゃなくて、
『ばあい』と発音するほうが柔らかいで」

「ほんまやな」

「キシモトさん!
うちの主人の盗み酒、注意して欲しいんですけど!」

♪フランシーヌの場合は あまりにも お馬鹿さん
♪本当のことを 言ったら お利巧になれない


(歌謡学院 5-6 ) リカー・コーナー  3月31日(木)


久しぶりにヨメはんと一緒にスーパー行った。

このごろのスーパーちゅうたらな、
「リカー・コーナー」てなこと言うてやな、
要するに、酒も売っとるんねん。

「ワンカップ大関」

アルコール切れたらややこしい人、好きやねんコレ。
何ちゅうか、あのコップ酒の感触がエエねんやろね。
うちの兄貴が毎朝、コレ目当に近所の自販機へ通うとったわ。

リカー・コーナーは、レジの直ぐそばにあるねん。
ちょっと多めの「1・5倍」って書いてあるワンカップ目ぇ引いた。
そんなん見るとついつい授業しとうなるのがボク。

「なんでコレが1・5倍になったかちゅうとやな、
バブル経済が終わって久しい今日この頃、
正一合ちゅう化石みたいな言葉の記憶を手繰りながら、
正直者が自らの精神、つまり、スピリットの目減りがないことの
数的確認が1・5ちゅう数字になると言うことなんや」

レジのおばちゃん手ぇ止めとる。
何ちゅうても、言うことがカシコイもんな、ボクって。

「奥さん、ご主人さん手ぇに持ったはるワンカップ
買わはるの、買わはらへんの、どっち」

手ぇ震えるワ。



-すべてそうさくしたおはなしです-

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