《和紙画》


☆恩師 森孝江先生著 和紙画の世界(京都書院より)
 
【白い一片の和紙に出会うとき、その風合いや暖かさ、優しさに
仮初めの安心感のようなものを抱くのは私のみでしょうか。
古書の模写をしたり、運筆の練習をしたりしているうちに、
これを和紙で表現できないかしらと思い、絵の一部に和紙を
置いてみまして、ひと味違ったぬくもりのようなものを感じました。
和紙の和は、私達同じ道を歩むものの和、和紙の優しさ、
ぬくもりがわれわれの心をつなぐ、そのような思いから
「和紙画」・・・《わがみえ》と名付け、
紙紅会を発足させました。】





☆私が和紙画と出会ったのは

【職場の当時社長の御好意により、左脳ばかり使う仕事に
明け暮れる毎日、右脳を使う事も大切だから、長く続く趣味を持ちなさい。
(もちろん受講料は会社負担)
  とのご指示により、あわてて捜した講座が和紙画の講座でした。
  あれから早や11年余り、先生方に甘えながら作品を仕上げて行く、
マイペースこの上ない弟子で申し訳なく思っておりますが、
これが日頃のストレス解消にもなり、草木や自然にも目や
心が向けられる精神的なゆとり、優しさが育まれています。
お蔭で、そんな穏やかな時間が生活の一部に加えられました。】
  

【平成9年11月】大阪北浜
紙紅会20周年記念 和紙画展参加作品
同期の友達で松竹梅。

[紅梅]



同上 [山歸来]



【平成12年3月】神戸
和紙画展 参加作品

[晩秋]・・・秋の八甲田



☆練習用課題作品・・・(お手本を見ながら作成します。)
2枚として同じ色が無い、全部ぼかしの手染め和紙を使います。
型紙は勿論はさみも使いません。だからこそ同じお手本を
貸して頂いても、出来上がりは三人三様、個性が出ます。

入講1年目《白鳥》・・・・・入講2年目《京の秋》
                   


     さぎ草
  


入講3年目《芙蓉》
                   



入講4年目《すみれと花瓶》・・入講4年目《川せみ》